この記事は,SYSKEN Advent Calendar 2017 23日目の記事です。
こんばんは,RSです。
本校では,22日で今年の授業が終了し,休業期間に入りました。
また,Advent Calendarも残りわずかとなってきました。
完走目指して部員一同頑張っていきます!
さて,今回は我々が普段活動している端末サーバ室の鍵管理についてのエントリです。
なにをつくったのか
今回制作していたのは,部活動の活動場所の鍵が活動場所に置かれたときにSlackにbotを使って通知をするソリューションです。
具体的には,鍵を置く場所であるIoT機器と鍵の通知をするbotアプリケーションを作成していました。
今のうちにカミングアウトしておくと,今回のソリューションは完成していません。
言い訳をさせてもらうと,クリスマス商戦による部品配達予定日時の遅延が大きな影響です。
なぜつくることに?
我々の活動場所である(端末サーバ室|端末・サーバ室)は,総合理工学科北館の4階に位置しています。
活動のためには,この部屋の鍵を友朋会館1階 学生課学生生活係に借りなければなりません。
もし,鍵の開閉錠を確認した後鍵を借りに行く場合最悪4階を往復する必要があります。
われわれ情報系高専生はそこまでの行程をこなすだけでも一苦労です(正直かなり疲れます)。
そこで,この「鍵の開閉錠の確認を何とか手動でない方法で実施できないか」というアイデアから今回のソリューションは作られることになりました。
どうやってつくったの?
今回も,前回と同じくグループ開発を主軸として開発を進めていました。
アイデア検討
最初は,どのようにすれば鍵の開閉錠を確認できるかを話し合いました。
鍵に対して位置情報を取得できることがいいのか,それとも錠が閉まっていることを判断する手段があればいいのか,などを話し合うことで,結果的に鍵を置く場所を作ってそれを検知するというシステムが妥当という結論に至りました。
その後,実際にどうすればこのようなツールを作成できるかの検討に入りました。
何せ我々のグループ2人はハードに弱い(経験が乏しい)メンバーだったので一苦労。
さて,技術的にはどうすればいいんだろうかと,導通を検知できないか,物体を検知できないか,と考えて圧力を検知することにしました。
感圧センサを使うとこんな感じで検知が出来るとのことで,これを使って鍵を検出しようということになります。
実装
今回は,スクラム開発を実施中で,そのためのツールとしてTaigaというwebサービスを使用しています。
現在(12/23)のタスク消化状況です。
ハードウェア部とソフトウェア部に分かれて開発することとして,私はソフトウェア部を担当しています。
ソフトウェア部はかなりあっさりした構成となっていて,webサーバをHerokuで立てることとして,そこへのアクセスをSlack botに通知すると行ったイメージです。
Goを用いた開発をしているのですが,中々刺激的で面白いですね。
ハードウェア部は,Arduino UNOを使用して開発することとしました。
感圧センサ6個を使って実際に鍵が配置されたかを検出するようにするハードがこんな感じに構成しました。
(あくまで仮配線なのでここまで草の生えた状態で置くわけではないです!)
今は,ハードウェアにWi-Fiモジュールを取り付けるための試行錯誤をしている最中とのことです。
やってみて
まだ開発している最中なのですが,目的を持って部活動が出来るので結構楽しいです!
今後の展望として,この鍵通知を記録・保持する計画があります。これにより,我が部活動の活動状況が時間帯などでわかるのでは?!と思ったりしています。
あと,部活動として開発するための環境をもう少し整備していく必要があるのかなと感じています。
部のソリューションを個人のHerokuアカウントにデプロイし続けていくのはちょっとナンセンスな気もしているのでそのあたりの検証が必要かな,と考えたりしています。
最終的なものが出来ましたら,改めてエントリを書こうと思うのでご期待ください!
それでは,製作中のものの紹介となりましたが以上です。
明日はyatoくんが何かするそうですよ! 楽しみですね。
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