Adobeを使ってイラスト描いてみる

この投稿は、https://sysken.org/advent2018/の18日目です。

どうも、煽りグセのある後輩、Junです。

今回は、Adobeを使ってイラストを描く方法を簡単に教えます。

今回使用するのはAdobe Illustrator CC 2019(以後Ai)です。

制作をするにいたって、ペンタブの利用をおすすめします。
また、一つ抑えておいてください。失敗したりした場合は”command”+”Z”で操作の前に戻れます。戻る前(ショートカットキーを押す前」)に戻りたい場合は”shift”+”command”+”Z”を押してください。

今回はイラストを描く方法ですが、初心者に下書きまでデジタルで描けというのは酷なので、下絵くらいはpaperに描きましょう。
今回は簡単なイラストを描きます。背景を描こうと思うとまた色々面倒な下準備が必要になるので。

今回使用する環境はmacOSですがAdobeはWindowsもmacもそんなに変わらないと思うのでwindows人間もそんなに苦労はしないと思います。ショートカットキーとかの違いは知らん、ggrks

1,下絵を取り込む

まず最初に下絵をPCに取り込みます。スキャナーに通してもいいですしスマホで撮ってPCに送っても構いません。
今回はニャンコ先生のイラストを使用しました。

Adobe Scanで取り込みました。(スマホアプリ)

 

2,Aiに読み込む

先ほど、PCに取り込んだ下絵をAiに読み込みます。

読み込む前にキャンバスを作成します。今回はA4サイズで350ppiで作成しました。この辺りは絵が入るサイズのキャンバスをお好みで設定してください。

キャンバスが作成できたら下絵のデータをそのキャンバスに取り込みます。

“shift”,”command”,”P”を同時に押す事で挿入できます。

3,線を引く

これより、下書きを元に実線を引いていくわけですが、その時に重要になるのがレイヤーです。レイヤーを使いこなしてこそデジタルイラストレーターです。(過剰)レイヤー効果使わねぇ奴は紙で絵を描いてろ

今回はパーツごとにレイヤーを分けていきます。

まずレイヤーを追加してください。
曲線ツールを選択します。この時、プロパティの塗りはoffにしておいてください。
実践を引くところにアンカーポイントを置いていきます。
一周したら次の部位に移っていきます。この時、必要のない部位のレイヤーは非表示にしておくと楽かも。

4,色を塗る

こんな状態になったでしょうか。(わかりやすいようにすべての実線のアンカーポイントを表示しています)

すべての部位の実線が引けたら次は色を塗っていきます。

一部の人はもう気づいたかもしれませんが、線を引いていくと塗られる部分があります。この機能ともう一つの機能で今回は色ぬりをしていきます。Psを使うともっといろんな塗り方ができるけど

選択ツールを選択します。
選択ツールで色を塗りたい部位の枠線を選択します。
プロパティのアピアランスにある塗りの四角をクリックしてください。
その中から使う色を選択すると線に囲まれたところの色が塗られます。

この時、被っても表に出ない部位のレイヤーを下にする事で綺麗に塗る事ができます。
これをすべての実線レイヤーに施すと大まかなベースができると思います。

こんな感じになりましたか? ならないあなたはどこかでミスってますな

5,ディテールを作る

ここから、ニャンコ先生の模様と顔をつけていきます。

まずは実線を引くのと同じ方法で模様の実線を引きます。
僕の場合、今回は顔の模様から作っていきます。
まず、顔の土台のレイヤーの不透明度を下げます。
選択ツールで選択したのち、透明ウィンドウの不透明度から変更します。下書きが見えるあたりまで薄くしたら顔を描いていきます。
円を描きます。この時、下の土台となる枠からオーバーしても全く問題ありません。
引けたら真ん中を半分にする線を引きます。
これらが終わったら色ぬりに入っていきます。
真ん中の線の両端のアンカーを選択ツールで選択し、模様の円のレイヤーにくっつけます。
続いて、ライブペイントツールを選択します。この時、線でちゃんと囲われている部分はカーソルを合わせると赤い線で縁取られます。これがうまくいってない人はどこかが繋がってません。

プロパティ、アピアランスから塗りを任意の塗りたい色に変えます。塗りを変えたのち、塗りたい部分をライブペイントツールでクリックすると色が塗れます。
Aiでは基本的に、線で縁取って塗る、という作業を繰り返します。

先ほどはみ出した部分の非表示化を行っていきます。
模様の部分のレイヤーを選択します。このレイヤーを模様をつけたい部分の部位のレイヤーの上に持ってきてください。
レイヤーの透明ウィンドウの”マスクを作成”をクリックしてください。スリックすると黒い四角が出てきます。ここの、クリッピングにチェックを入れてください。そうすると見えなくなったでしょう。黒い四角の方を選択し、ペンツールを取り出します。この時、ペンの色は白色にしてください。
これらができたら、見せたい部分をペンでなぞっていきます。

これをすると、先ほどまで見えていた模様が見えるようになったのではないでしょうか。
この時、外枠の線と一枠の線を違和感なく両方見せるために、透明ウィンドウの”通常”と書かれている部分を選択します。
選択したらいろいろ出てきたと思いますが、今回は上から2番目の”乗算”をクリックで選んでください。
すると、下にあった黒いラインが見えたのではないでしょうか。

まぁ、その他にもクリッピングマスクとかもあるんですが。

これらのテクニックを駆使してキャラクターの模様をつけていってください。

顔を描いていきます。先ほどのように、線で縁取って塗る、という方法でも描けますが、もう一つの方法で描いていきます。

この時、下書き以外のレイヤーを非表示化しておくと楽かもしれません。
ブラシツールを選択します。
新規レイヤーを作り、そのレイヤーに描きます。
これだけで模様や顔のパーツを書き入れることができます。

枠線にとらわれずに色を塗りたいと思った人は、塗りブラシツールを使用してください。

これらが終わればいよいよ完成です。

完成

制作が終了したら、ファイルから書き出しを選択してpng形式やjpeg形式に落とせば完成です。

今回は基本的な事しか書いていませんが、他にも様々な機能が搭載されているので気になった人は極めていってみてはいかがでしょうか。(LINEスタンプとかも制作できたり)
いろいろ模様を追加したり効果をかけたいと思った人はこのままAiを使って追加で描いてもいいですし、Photoshopを使って加工していってもいいですね。(今回はPhotoshopの使い方は書きません。ぼくはほんとはあっちの方が得意だし使ってるけど
背景イラスト等はPhotoshopの方が得意だったり。

以上、Adobeを使ってイラストを描いてみるの回でした。

正直僕もまだ使いこなしてはいないのでまだまだですが…
ビジュアル系部員としてこれからも精進していきまする。
(こんなに長々とAdobeの説明してるのに今興味あるのはMayaとかだったり)

明日はOSをぶっ飛ばしたお話とかいうエキサイティンなお話が聞けるみたいなのでぜひ。
ここまで、Junがお届けしました。


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