ボイチェンする(脳筋)

この記事は、SYSKEN Advent Calendar 2023 12月10日の記事です。

こんばんはTomookiです。(時間ギリギリ)

美少女になるのが夢です。

ことの経緯

多くの男性は美少女になりたいと思っており、私もその一人です。

ネット上であれば見た目は自由でも越えねばならない壁があります。

=====声の壁=====

です。美少女なのに声はおじさんだとショックです。

 

自分は美少女からおじさんの声がするほうが安心するのですが、家族から総ツッコミされました。おそらく一般人はまだこの領域にきていない

 

男性が美少女の声を出すためには、声道を鍛錬するか、ソフトに頼るか、その両方が一般的です。

自分は毎日コツコツができないソフトに任せることにしました。

そこで、ボイスチェンジャーよい設定を見つけるために、音声の勉強をしていてふと思いました。

イコライザー使えば無理やりかわいい声が出せるのではないか?????

よしやろう。

声について

音響分野におけるイコライザー (EqualizerEQ) は周波数特性を変更する音響効果音響機器である

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

音声を構成する要素は様々ですが、一音(「あ」とか「い」とか)で考えればおおよそ「大きさ」「ピッチ」「フォルマント」です。

「大きさ」はそのままの意味で音量ですね。大きいと相手にダメージを与えられます。

「ピッチ」とは下の写真(周波数スペクトル)の380Hz程度の位置にあたるもので、基本周波数(F0)ともいいます。音の高さです。
声帯の振動数ですね。
標準的な発声だと男性が低めで女性が高めです。

「フォルマント」は、ちょっと説明が難しいのですが(うまく理解しきれてない)
倍音成分が共鳴し合って特に強まった周波数成分がフォルマントです。声帯が振動してそれが声道(喉、口、舌、鼻)などによって共鳴して制御されて声になるのですが、とくに共鳴した周波数成分が大きくなります。
まぁ、この要素が「あ」「い」「う」といった母音を特定したり、その人の声らしさを表現します。
定義的には周波数スペクトルの包絡線の極大値です。周波数が小さい順にF1,F2,F3と名前があったりします。

つまり、ピッチを合わせて、イコライザーでフォルマントをいじれば美少女になれるって魂胆です

実践

まず、参考にする声を用意します。「あー」とだけしゃべる美少女の音声を用意します。

あみたろの声素材工房の『「あー」 (ごまかす)』を参考にすることにしました。

かわいい

スペクトルは以下のようになっています。上の周波数スペクトルと同じだったりします。

基本周波数が380Hz程度でしょうか。

次に自分の声をとります。

※気持ち悪いオタクの声が流れます※

ヴォェ 僕は美少女ではない

スペクトルは以下のようになってます。

基本周波数は145Hz程度ですね。

 

ピッチを380Hzに変更します。

犯罪者VOICE

 

さて、イコライザーをかけます。あみたろ様の声を参考にめちゃくちゃトライ&エラーします。

で、かけたイコライザーがこれ。

かけると~~~~~~~???

そこそこかわいいかも

まとめ

ごり押しでそこそこ何とかなった(小並感)びっくり

今後の展開として

・ノイズが減るように録音空間の調整、いいオーディオインターフェースの使用

・一音以外にも対応

・マイク音声をリアルタイムに変換

などがあります。

 

素直にボイスチェンジャー使えばいいんじゃないかな。

 

お借りした声様

あみたろの声素材工房(https://amitaro.net/)の音声を使用しました


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