この記事は SYSKEN Advent Calendar 2017 20日目の記事です。
こんにちは。今年は部室にあまり顔を出せていないkimです。今年も例年通り動画のお話をしようと思います。
謝罪
今年度全然動画作ってません(ごめんなさい)。言い訳するとずっと卒業研究が結構忙しくて…今日も卒業研究関係で津山市役所まで足を運んでました。
卒業研究で忙しかったのもあるんですが、うちの研究室居心地が最高なんです。エアコンがあってバリスタがある部屋…え?進捗?何か言いました?
茶番終了…
話は戻りまして、今回は卒業研究の合間に時間捻りだして作ったアニメーションの話をしようと思います。
今回の動画
まずは素材を作り
四角に収まる適当な模様の素材を用意します。模様は正方形に収まればどのようなものでも問題ありません。グラデーションをかけておくといい感じになります。今回は下のサンプルを使用します。何か見える方はご一報ください。
次に模様を1つ複製して片方を左右反転させ、2つをくっつけて配置してください。左右反転はリフレクトツール(ショートカットキー:O)を使うと簡単にできます。
同様にして、先ほどの2つの模様をさらに複製、今度は上下反転し、先ほど作ったものの上側に配置します。
するとなんと不思議。新しい模様になりました。この模様をどんどん広げていきましょう。ちょっとずらしても模様繋がったりするのでお好きなように。
模様をクリッピングする
模様素材ができたら多角形ツールで六角形を描き、引き伸ばします。
引き伸ばした六角形1つ複製し模様の上に乗せ、まとめて選択し、右クリックから「クリッピングマスクを作成」を選択します。すると六角形が自分で作った模様になります。もう片方の六角形は黒色から何色でもいいので色を変更しておきます。
前半戦終了
ここまで大丈夫ですか?後半戦で使うのは次の素材だけです。illustratorを使った人は2つの素材は別々のレイヤーに置いておきましょう。
編集ソフトに取り込む
私の宗教上のの問題によりここからはAfterEffectsを使って説明していきます。素材を読み込む際には、レイヤー統合しないように読み込む必要があります。読み込む際に読み込みの種類を「コンポジション – レイヤーサイズを維持」とすることでレイヤーごとに読み込むことができます。
マスクの作成
読み込めたら配置を行い、六角形のレイヤーをロックし、平面レイヤー(黒)を下層に作成し、六角形を元にマスクを作成します。マスクは平面レイヤーを選択した状態でペンツールを使用することで作成できます。
マスクが作成できたら反転にチェックを入れます。すると、マスクのところだけ穴が開いた状態になります。
背景の作成
最後に動く背景を作成します。まず新規で平面レイヤーを作成し、4色グラデーションのエフェクトをかけます。
エフェクトの1~4のカラーを好きな色を選びます。画像では最初の模様を青色グラデーションで作成したので青系統の色を選択しています。色を変えたら4つのポイントにキーフレームを打って適当にアニメーションを付けてください。
最後に上からマスクした平面レイヤー、模様のレイヤー、4色グラデーションのレイヤーの順に並び替えると完成です。あとはグローなどお好きなエフェクトをどうぞ。
おわりに
今年もまた動画の話をしてしまった…なんか去年の記事にトレスの話はまた別の機会って言ったような気がするけど多分気のせい。
書き終わってからクリッピングマスクやらなくてもいいことに気が付きました。なんで必要ないのかは自分で考えてみてください。それでは皆様よいお年を。
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