バカなことして、生きていく

この記事は、シス研Advent Calendar  20日目の記事です。

5年生のたけです。技術的な話をするにも中途半端な知識しか持ち合わせていないため、どうしても知ったかぶりになってしまうので、今回の記事は技術とは全く関係ないことを書いていきます。拙文ですがご容赦ください。

 

最近思ったことと趣味のはなし

最近、YouTubeの広告で、「好きなことで、生きていく」という謳い文句をよく目にします。広告がムカつくなどという否定的な意見もちらほら聞きますが、言葉に関していえば、とてもいい言葉だと思います。(もっとも、私はあまりYouTuberのことは知らないのですが)

自分が好きなことを仕事にして、ご飯が食べていける。そんな暮らしができたら、それはきっと素晴らしい人生だと思います。しかし、「人生はクソゲー」なんて言葉もあるように、そう上手くいかないのがこの世界。だからほとんどの人はその「好きなこと」を「趣味」として楽しんでいるのです。

価値観が十人十色であるように、趣味だって人それぞれです。「読書が好き」って人もいれば、「趣味は-”論破”です(メガネクイー」なんて人もいるでしょう。それで良いんだと思います。趣味にまで他人に口出しされたり干渉を受けたりしたくなんかありませんもの。

しかし、そういった趣味を一人だけで嗜むだけでなく、外に発信することができれば、自分の世界はもっと広がっていくと思います。例えば読書が好きって人だったら、同じ小説のジャンルが好きな人と話せば、今まで知らなかった作品にたどり着くことができるかもしれません。そういった、人と人を繋げる「輪」を大切にできれば、その趣味はもっと充実した、素晴らしいものになるはずです。

 

ものづくりに関しても同じことが言えます。どんなに馬鹿げたものでも、それを外に発信することで何かしら得られるものはあるはずです。

例えば、

ワンダースワン

10年ほど愛用して壊れたワンダースワンをスピーカーに改造したり、

GBA_GC_USB

コントローラ型の携帯ストラップや壊れたゲームボーイアドバンスのカートリッジにUSB仕込んだり、

阿修羅

Jw_cadで阿修羅像描いたり…。

 

どんなに下手でも、「どこの層に需要があるん?」と思われることでも、外に発信することで、色々な意見が聞けたり、「次はああしよう」「ここをこう改善しよう」といったような次の目標を見定めることができたりなど、メリットは大きいと思います。

私は、上に挙げた画像からもわかるとおり、あまりいいといった趣味ではありません。どちらかと言うとバカバカしい趣味です。しかし、そんなバカバカしいことでも、それを見た誰かが一人でもクスリと笑ってくれたらいいなくらいの、そんな程度の気持ちで外に出しています。

誰かが見てるから、「次はもっと楽しい作品を作ろう」といった気がおこり、技術が上がっていく。

それが、趣味をさらに深いものにしていく、極論を言ってしまえば「好きなことで、生きていく」ための最初の一歩だと、自分の中ではそう思っています。

 

設備や機材が揃っている高専(特にこの部)は、「好きなことで、生きていく」のには最適な環境だといえます。

ここまで充実した環境にいるのに、何もしないというのは勿体ないです。たとえ自己満足だとしても、笑われる覚悟で色々発信してみましょう!

ちなみに

今回のアイキャッチ画像は、jw_cadで線画を作り、Illustratorで色付けをして、PowerPointで配置、文字入れをするという、出来る人からすれば「全部Illustratorでやれや!」というような仕上がりになっております。やろうと思えばおそらく出来たんでしょうが、こっちのほうが楽しかったのでやりました。反省はしてません。

あと、Advent Calendarというクリスマス企画なのに全く宗教の違う阿修羅像を入れたことに関しても反省はしておりません。宗教がまちまちといった点ではある意味日本人らしいのではないでしょうか。


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