VRサイクリングを展示した話

この記事は、SYSKEN Advent Calendar 2024 12月14日の記事です。

はじめに

専攻科に入ってプロフィールの設定を変えてなかったため部員名簿から消されていたmakuraです(現在は復活)。

今回は今年の弥生祭で展示したVRサイクリングを紹介します。

昨年度に夜の学校を徘徊するVRをしたところ人気だったので今年は自転車で乗って校内一周したら楽しいのではないかと思いサイクリングしているVRを作りました。

制作の流れ

大雑把な流れは以下の通りです。

  1. 360度カメラで動画の撮影
  2. 動画の編集
  3. VRヘッドセットに動画を入れて再生

360度カメラで動画の撮影

今回使用したカメラはInsta360 ONE X2(自分も何使ったか半分覚えてないので間違っていたらごめん)

https://store.insta360.com/product/one_x2?X-Country=JP

これをGoogleマップのストリートビューの車と同じようにして撮影します。

しかし、360度カメラをヘルメットの上で固定するものがなかったのでカメラの手持ち棒を自身の背中に固定して撮影をしました。

自転車に乗り校内を一周走って撮影しました(撮影ミスで2周分走ったけど)。

イメージ図

ただの不審者ですね。

(昨年度も夜の学校のVR動画を撮るのに棒を持って校内をうろうろしていましたが)

動画の編集

撮った動画の編集を行います。まず、360度カメラで撮った動画は普通にファイルサイズが大きいので書き出す時に圧縮させてファイルサイズを減らします。

次にDaVinci Resolveを使い、必要のないところのカットや写ってしまった車のナンバーや人のモザイク処理を行います。今回は休日に学校で撮っているので人や車が少なかったのとファイルサイズを小さく画質が悪いのでそこまでモザイク処理を行わなくてもよかったです。

ただ、360度の映像を平面にして編集を行うのでかなりやりにくかったです。

VRヘッドセットに動画を入れて再生

VRヘッドセットは部活にあるMeta Oculus Quest 2(以下Oculus 2)を使っていきたいと思います。Windows経由で動画を入れます。昨年度、展示した時は専用の動画プレイヤーアプリをダウンロードしてやりましたが、Oculus 2をアップデートした際にOculus 2だけで360度の動画を再生できる既存のアプリ増えていたので(昨年度の自分が気がついていなかったのもあるかも)今回はそれを使いました。

楽しんでもらうための工夫

昨年度、夜の学校を徘徊するVRをしたところ止まっているのに歩いていて不思議というのが多かったので、今回は家にあるエアロバイクを持ってきてエアロバイクにのってペダルを漕ぎながら動画を見てもらいました。これにより、実際に漕いでいるように感じ、また、VR酔いが起きにくくなると思いました。

そのおかげか今年も弥生祭でたくさんの人にやってもらい、やっている人も(知り合いがVRをつけてエアロバイクを漕いでいる絵面を)見ている人も楽しんでもらったと思います。

実際に流した動画

動画が貼れないので画像を代わりに貼ります。

最後に

今はVRに動画を流しているだけですが、時間があれば(多分ない)Googleマップみたいに好きな場所に自由に移動できるようにしたいです。

また、VRをやってくれる部員がいないので後輩にも教えていきたいと考えています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

次回は12月16日(月)でkotetsuさんです。よろしくお願いします。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください