この記事はSYSKENAdventCalendar2016 13日目の記事です。
成績がちょっと危ない〆鯖です。今回はシス研唯一の電子制御工学科っぽい話をします。
(今回はあくまでこんなことやりたいな、という記事なので、何か作ったりしているわけではありません)
本題に入る前に、まずはモーターの大雑把な説明を。
モーターにもいろいろ種類がありますが、今回はDCモーターを扱います。
左図が鉄心のないDCモーターの構造で、これに電流を流すと、右図のフレミングの左手の法則にしたがって、コイルの左側には上向き、右側には下向きの力が働いて、コイル全体が回転します。
…ん?そういえばこれとは逆に磁石とかの磁界の中でコイル(導体)を動かすと起電力が発生する現象があったような…?
そう、電磁誘導ですよ。
こっちはフレミングの右手の法則ですね。
これです。ここでようやくタイトルと話が繋がります。私は考えました。
「コイル回して電流が流れるってことはそれを信号に変換すれば入力できるのでは?」と。
それ別にロータリーエンコーダーでよくね?
とはいえ何を作るかなーと思っていたら、こんなゲームを作っていた先輩がいらっしゃるようなので、これのコントローラーを作らせていただくことになりました。私の2017年最初の記事は多分この話になると思います。
かなり汚い文章ですが、最後まで読んでいただいてありがとうございます。SYSKEN Advent Calendar 2016はまだまだ続きますので、明日以降の記事もよろしくお願いします。
補足です。どうやら普通のDCモーターのみだと、1Vの起電力を得るために毎秒140回転ぐらいコイルを回転させなければいけないようなので、そのままでは難しそうです。