この記事は、SYSKEN Advent Calendar 2023 12月02日の記事です。
初めに
御閲覧の皆々様
津山工業高等専門学校 4年 riverと申します。
今年のアドベントカレンダーを最初に書かせていただきます。
突然の更新となり申し訳ございませんが、今後ともよろしくお願いいたします。
皆様にいたしましては、近日の鮭の大群が押し寄せる中いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回はMinecraftというゲームにおけるMODの作成の
環境構築を紹介させていただきます。
目次
- はじめに
- 本文
- 用意するもの
- Intellij IDEAの設定
- JDKの設定
- プロジェクトの起動の確認
- プロジェクトの初期化
- 続きは?
- 終わりに
- 参考文献
本文
1.用意するもの
- Minecraft(java版)
- Minecraftforge 19.4
communityが個人開発用だった希ガス
Minecraft(java版)
まず初めにMinecraftこれがないと利用規約に違反することになるような気がするので
必ず買いましょう。Minecraftのダウンロード方法については、インターネットのお友達が教えてくださると思うので、きちんと調べましょう。注意点としては、java版でなければいけないという事です。
Minecraftforge-1.19.4
次に、Minecraftforge 1.19.4をダウンロードしましょう。
この時、星がきれいに塗られているものを選び、
MDKと書いてあるところをクリックしましょう。
説明が雑になり申し訳ないですが、この内容の詳しい説明も「マイクラMOD入れ方」などで
検索してダウンロードしていただけると幸いです。
注意点としては、ダウンロードボタンを押したとき、画面の大部分が広告となっているので
気を付けましょう。
Intellij IDEA
まずは、以下の画像のようなページからダウンロードを押します。
ダウンロードが終了すると、ideaIC-2023.2.5.exeを起動し、setupを進めてください。
英語の文章がたくさん出てきますが、基本的にはnextを押せば大丈夫です。
ファイルの保存場所の指定だったり、デスクトップにショートカットを置きますか?
という内容はきちんと読んでおくことをお勧めします。
2.Intellij IDEAのプロジェクトを開く
これで、一応3つの内容のダウンロードが完了しました。
では、さっそくIntellij IDEAを起動してみてください。
以下のような画面が開いていたら大丈夫です。(この画面では日本語のpluginが入っています。)
ではまず、マイクラのMODを作るために必要なpluginを入れていきましょう。
- [プラグイン]と書いてあるところを左クリックします。
- Marketplaceの検索欄に[Minecraft Development]を入力します。
- Minecraft Developmentを左クリックし、Installを押します。
- この時日本語が欲しい時検索欄に[Japanese Language]と入力して、Installしてください。
- すべてのInstallが終わったら一旦Intellij IDEAを再起動してください。
以下のような状態になっていたら大丈夫です。
次にすることは、マインクラフトのMODを作成するためのプロジェクトの作成です。
プロジェクトの作成といっても1からすべてを作っていくわけではありません。
先ほどダウンロードしたMinecraftforgeを使用します。
それでは手順を示します。
- 先ほどダウンロードしたMinecraftforgeを解凍します。
- C:\Users\windowsのユーザー名\IdeaProjectsという所にファイルを1つ作成します。
※この時付ける名前はすべてアルファベットにしてください。 - 作成したファイルに、Minecraftforgeのファイルの中身をコピーペーストします。
下の画像のようになっていれば大丈夫です。 - 最後にIntellij IDEAで作成したファイルを選択しプロジェクトを開きます。
プロジェクトを開くと以下の画面が出てきます。
3.JDKの設定をします
ここでは、ターミナルの設定をしていきます。
説明が非常にややこしいので、わからなかったら直接聞きに来てください。
さて、予防線を張ったので説明いたします。
- FileからProject Structureを押してください。このような画像のダイアログが開けばあっています。
- 編集から、SDKの新規追加を押してください。
- 開いたダイアログから、ダウンロードJDKを押してください。
- バージョンに17をベンダーをEclipse Temurin (AdoptOpenJDK HotSpot)にしてダウンロードを押してください。
- 言語レベルをSDKデフォルトにしてください。
- FileからSettingを押してください。
- ビルド、実行、デプロイと書いてあるところの一番左の[>]のマークを押してください
- ビルドツールの中にあるGradleを左クリックしてください
- その中にある[Gradle JVM : ]の項目を[プロジェクト SDK]を選んでください。
4.プロジェクトの起動の確認
現在の状態では、プロジェクト内にMinecraftforgeの内容を
そのままコピーした状態となっています。
この設定では、このプロジェクトをMOD開発ができる状態にしていきます。
とはいったものの、Minecraftの利用規約により中身となるコードをインターネット上に載せてはいけないので、文章の指示のみになってしまうことをご了承ください。
- 左側のファイル一覧にある、build.gradleをクリックしてください。
- Ctrl+Rを押し、検索ボックスを開いてください。
- examplemodと入力して検索に出てきた内容をすべて変更します
(これは、modIDと呼ばれるもので、今後も使用していくので、
すべて同じ名前に変更しましょう。また、examplemodsareus) - 次に右側にある、🐘のマークを押してgradleを開いてください。
- 全てのGradleプロジェクトの再リロードを押してください。
- 今度は左下のビルドマークをクリックしてください。
そこに[BUILD SUCCESSFUL in (かかった時間)]と書いてあれば大丈夫です。 - 再度右側にある、🐘のマークを押してgradleを開いてください。
- プロジェクト名>Task>forgegradle runsの中にあるgenIntellijRunsをクリックしてください。
- 次にプロジェクト名>Task>forgegradle runsの中にあるrunClientをクリックして
マインクラフトが起動することを確認してください。
マインクラフトが開き、ゲームをできるようになれば、プロジェクトの起動の確認は終了です。
5.プロジェクトの初期化
最後にMinecraftforgeの初期化を行います。初期化といっていますが、
厳密にはいらないファイルを消して、その中に今後開発に使うファイルを入れるが正しいです。
- 左側のプロジェクトから、プロジェクト名/src/main/javaにあるcom.example.exampleごとすべて消してください。
- プロジェクト名/src/main/javaを右クリックしに新しいパッケージを作成します。
パッケージの名前はnet.ハンドルネーム.MOD名がおすすめです。 - パッケージ名を右クリックし、JAVAのクラスを作成してください。
名前は適当で大丈夫です。 - 最後に、プロジェクト名/src/main/resources/META-INF/mod.tomlを開いて以下の内容に変更してください
modID=”examplemod”を自身が指定したmodIDへ
displayName=”Example Mod”をマイクラで表示したいMODへ
dependencies.examplemodのexamplemodをmodIDへ二か所あります。 - 最後に気になる方はプロジェクトの中の
changelog.txt、CREDITS.txt、LICENSE.txt、README.txtは消しても大丈夫です。
6.続きは?
これにて環境構築は終了となります。ここからアイテムを追加したり、レシピを追加したりしています。描き方を知りたい場合は、ChatGPTに聞いてみたり、検索してYoutubeを見たりしてみてください。意外とまともな内容が出てくると思います。
終わりに
おや?どうやら外でフライパンを鳴らす音が聞こえてきますね。
急用ができてしまいましたので、これにて終わりとさせていただきます。
本日は御閲覧程ありがとうございました。
参考文献
最後に参考にさせていただいたWEBページがありますのでそれを掲載させていただきます。
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