仕事を頼む人,頼まれる人の極意

この記事は,SYSKEN Advent Calendar 2016 20日目の記事です。

随分長らくご無沙汰しております。2015年度部長のらりょすです。お久しぶりです。

さて,最近はほとんどシス研には行けていないのですが,
何かシス研の役に立ちそうな記事を書いてくれと言われたので,
自称「仕事を押し付けられるプロ」である私めが,仕事を頼むとき,
頼まれるときの立ち振舞いやマナーについて書いてみます。
(しすけんぶろぐ♪で書くべき記事なのか??)

仕事を頼むときのマナー

さて,私はよく仕事を頼まれるのですが,仕事の頼まれ方にもいろいろあります。
気持ちのいい頼まれ方,腹の立つ頼まれ方,断りたい頼まれ方などなど。

例えば,
「明日までに5枚でいいからC言語について解説するプレゼン作ってきて」などという依頼。

いやいやちょっと待てよ,といいたくなるような依頼です。
でも,わたしの周りにはそういった依頼は山のようにありますし,
私は弱虫なので断りきれないことがよくあります。

この依頼,何が問題かをまとめると次のとおりです。

  • 明日まで!?
  • 5枚”で”!?
  • C言語について!?C言語の何を解説すればいいの!?
  • プレゼン!?

このように問題がたくさんありますが,
「依頼する側」も「依頼を受ける側」もその問題を認識していないことが多かったりします。

明日まで!?

「明日まで」ってひどい話だと思いませんか。

例えば依頼を受けた人はその夜にデートの予定が入っているかもしれません。
もうすぐクリスマスですもんね。
そうじゃなくても高専生はレポートに追われているわけですから,デート行って
レポートやって,そこからプレゼン資料つくるなんて,そんな無茶ぶりありえません。

もちろん期限はその依頼内容によって異なってくるでしょうが,
「ちょっと期限が近くて申し訳ないんだけど,○日後までで大丈夫かな?」
と頼むなどの配慮が必要だと思います。
もしくは「これならいつごろまでにできそう?」と聞いてくれるとよりうれしいですね。
個人差がありそうですが。

【追記】
必ずしも依頼を受ける側が「自分のこなせる仕事の量」を把握しているわけではありません。
なので日程の要望を出すのも1つの手段です。「いつごろまでにできそう?」というのは,
その人の人柄や,口調1つで威圧的になりかねません。

5枚”で”!?

5枚を多いと取るか少ないと取るか,はたまた簡単と取るか難しいと取るかは人によります。

にもかかわらず「5枚でいいから」と,「それぐらい余裕っしょww」
という雰囲気を醸し出しながら仕事を頼んでくる人には殺意が湧きますね。

とは言え「50枚もあって申し訳ないんだけど明日までに…」
とか言われるとそれはそれで腹立ちます。

いや,これはちょっと特殊例にフィーチャーしすぎですが,
でも少し相手方の心情に配慮した仕事の依頼をすると
快く仕事を引き受けてもらえると思います。

C言語について!?C言語の何を解説すればいいの!?

C言語というのは,歴史のあるプログラミング言語です。
そうなってくると,「C言語について」と言われても,
「C言語のパラダイム」の話をするのか,「基本的な構文」についてなのか,
「便利Tips」なのか,「変態的構文」についてなのか…
ということがわかりません。

せめて,「C言語の基礎の基礎について」など,
「何を話せばいいのか」を「ある程度具体的に」相手に伝える必要があります。

欲を言えば「高専1年生にC言語の基礎の基礎について15分で話して欲しい」など,
より具体的な話があると嬉しいです。
小学生にするのか,中学生にするのか,高専1年生にするのか,文系大学生にするのか…で
レベルは変わってきますからね。

(ここまでレベルを下げることで,依頼の「おかしな部分」に気づくことができるでしょう。
「5枚」という基準はあくまでその人の基準(相対的)であって「15分」のプレゼンという方が,
適切に依頼内容が伝わるかもしれません。)

プレゼン!?

プレゼン(プレゼン資料)を作るということは,つまり自分,
もしくは他人がその資料を使ってプレゼンテーションを行うということです。

要するに,資料を作って終わりというわけではなく,
自分が発表するなら発表の練習も必要です。
逆に他人が発表するならその打ち合わせや,それができなくても
せめて解説資料ぐらい必要になってくるかもしれません。

シンプルな内容の依頼に見えますが,
よくよく考えると仕事の量がかなり多いと言うのはよくあります。
依頼主自身もよくよくその仕事について精査すべきです。

【追記】依頼者だけが悪いわけじゃない

あたかもこの例においてはすべて依頼者が悪いかのような言い方をしましたが,
決してそうではありません。
「わからないこと」を「わからないまま」仕事を引き受けてしまったのであれば,
それは引き受けた側にも問題があります。

仕事を引き受けるときには,お互いの認識にずれが生じないように
きちんと不明な点をはっきりさせて
引き受けるようにしましょう。

仕事は頼む人にも,頼まれる人にも,仕事にもいろいろ

仕事を頼む人の中にも,
低姿勢な人,高飛車な人,悪気なく大変な仕事を頼んでくる人,
同情しながら仕事を頼んでくれる人,ニコニコしながら重い仕事を任せてくる人がいたり,
頼まれる人にも,雑に仕事をこなす人,丁寧に仕事をこなす人,とことん追求する人,
公私をわけてある程度のラインまで仕事をこなす人,すっぽかす人などいろいろな人がいます。

また,仕事にもいろいろあります。
大変な仕事,簡単な仕事,今後も末永くひっつき歩いてくる仕事,
しがらみがあってやらざるを得ない仕事,表に自分の名前が出る仕事,出ない仕事などなど。

仕事を頼む人も,頼まれる人も,そんな仕事の性質を理解し,
そして,仕事を頼む人は仕事を頼まれる人の性格を見極め,
また,仕事を頼まれる人も,仕事を頼んでくる人の性格をよく見て,
仕事を{頼む, 頼まない, 引き受ける, 引き受けない, 条件付きで引き受ける}などを
よく考えて生きていきましょう。

私の場合

仕事を頼まれる事が多いのですが,仕事を頼んでくる人は次のようなタイプの人が多いです。

  1. 私が仕事を断ることができないことを知っているから,重たい仕事を容赦なく仕事を頼んでくる人
  2. 私のことをすごくデキる人だと勘違いしていろいろな仕事を頼んでくる人
  3. 偶然,ちょうどいい所にいたと言わんばかりに通りがかりに面倒な仕事を頼んでくる人
  4. 私に地獄みたいな仕事を頼んできて,それを苦しみながらこなす私を見てニヤニヤするタイプの人
  5. 私のことを信頼してくださっていて,「申し訳ないけど…」と依頼してくる人

厄介なのは4番ですが,それよりも2番がかなりきつかったりします。

私をジェネラリストだと思っていて,
どんなことでも頼めばそつなくこなすだろうと思っている人が一定数存在します。
日々苦労しながら仕事をこなしてるんですよ…。

私のものづくりのモットーと仕事を頼む基準

私は仕事をするとき,「人に見せて恥ずかしくないもの」を作るというのは最低限ですが,
それよりも「出せるクオリティを最後まで出す」ということをモットーにしています。
最近はタスクが多すぎてそこまでクオリティを出し切れていないですが…。

「出せるクオリティを出し切る」ためには,
「出せるクオリティを出し切るための環境づくり」が大事になってきます。
もちろん,出せるクオリティを出し切るための環境は人それぞれで,
すっきりした机でクオリティを出し切る人もいれば
ごちゃごちゃした机でクオリティを出し切る人もいます。

ただ「最低限やらないといけない」ことは絶対守らないといけません。
例えば,
何かの会場設営をするときは,「ケーブルを張りすぎないように,余裕を持たせる」だとか、
「コードを書くときには,Linterがエラー吐いてる状態で,gitにpushはしないようにする」など。

これらを守らないと予期せぬ事態が起きたり,
事故に繋がったりしかねません。

私は完璧主義というわけではないのですが,
最低限守らないといけないことはちゃんとできる人でありたいと思っていますし,
部員に仕事を任せるときも,それができる人に任せるようにしています。
もしくは,逆にそれができないけど,できるようになって欲しい人。
細かいことだけど,それができる人じゃないと
私が信用して仕事を任せることができない & 二度手間になりそうで怖いので,
時間がないときは守れる人,時間があるときには
極力ちゃんとできるようになって欲しい人に作業を任せています。

私なりに基準を決めて仕事をこなし,仕事を任せていますが,
「仕事を断る」ことができないのが欠点でもあります。
仕事を断るためには強い意思と,断っていいよという相手のオーラが必要ですよね…。

まとめ

ということで,みなさん,仕事を頼んだり頼まれたりすることはあるでしょうが,
お互い気持ちよく生きていくためにタスクをこなして生きていきましょう!

Merry X’mas! and a Happy New Year!!!


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